ぼくはオバケなんかこわくない。ともだちみんながこわがるそうこに、ぼくはひとりではいった。するとそこには…。
岩井志麻子と寺門孝之が導く、妖しく美しい世界。
A4変型判 32頁
978-4-265-07957-5
定価1,650円(本体1,500円+税)
2014/08/31
1964年、岡山県生まれ。少女小説家としてデビュー後、1999年「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞受賞。翌年、作品集『ぼっけえ、きょうてえ』で山本周五郎賞受賞。2002年『チャイ・コイ』で婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で島清恋愛文学賞をそれぞれ受賞。著書に、『岡山女』『夜啼きの森』『恋愛詐欺師』『べっぴんぢごく』『鐵道心中』など多数。作家としてだけでなく、テレビなど多方面のメディアで活躍している。
1961年、愛知県生まれ。画家。神戸芸術工科大学教授。大阪大学文学部美学科、セツ・モードセミナー卒業。
展覧会での作品発表、書籍装画、広告、ライブペインティングなど幅広く活躍。著書『Holy Basil』、『ANGEL ROSE JEWEL BOAT』他多数。絵本の作品に『ぼくらのオペラ』、『桃太郎』(文・芥川龍之介)、『猫とねずみのともぐらし』(文・町田康)、『納豆の大ドンブリ』(編・穂村弘)などがある。
http://www.terapika.com
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。2011年著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。編纂書に『文豪怪談傑作選』『てのひら怪談』『稲生モノノケ大全』ほか多数がある。